先日、久しぶりに唐津のとあるレストランにいったら韓国の方が大勢いらっしゃってました。私の後ろから聞こえてくる会話がなんとなく九州弁に聞こえてしまい、そうかそうか、『おいしかヨ〜』といっているのか、とか、はたまた『ナマダヨ〜』と聞こえたり。勝手に彼らの会話を想像して楽しんでおりました。そういえば、以前五島に行った時も、フェリーの中で大きな声で話しているひとたちがいて、ほぅ、韓国の人も五島へいくのだな、と思ってよくよくそのひとたちに意識してみると、そのひとたちの話している言葉は日本語(五島弁?)だったのでした。距離的にも近いし、九州の話し方は韓国語と近いのかもしれません。そうそう、実は冬ソナを見たときも(今更ですがカミングアウトします)この人たちって今、大阪弁しゃべった?とハッとする時がありましたっけ。九州にかぎらず、関西の方も韓国の影響があるのかもしれません。
ところが、こないだ奈良へ行った時、東大寺の近くの魚屋さんがしゃべっていたのを小耳に挟み、一瞬、中国語?と思ったのでした。京都のおじさんとかが話すときもそんな感じがしますが、鼻から耳に抜けていくような、あの、ほわぁ〜んとした話し方は、なんとなく中国っぽい。(中国語も韓国語も、そして京都弁と奈良弁の違いもよくわからないのですけど)そうか、ここは奈良だし中国の領域かも?と思ってしまったのでした。
島国ニッポンでも、文化のルートは様々に絡み合っているのだなあと感心していた矢先。
京都のおばんざいやさんの女将にじーっとみつめられ、『おねえさん、だれかと似たはるとおもったら、そや、辻元清美さん!よく言われへん?』
そんなこと初めて言われたことでしたが、そうか、私のルートは辻元清美だったのか、と自分でも妙に納得したのでした。
Comentários