CSA


環境や生命の危険性を無視したり、人民を騙し続けてきた政治家や企業家など利権に絡んだ人たちに対して怒りをぶつけたい。

けれども、人のせいにするのは誰にでもできます。

まずは自分たちの身の周りから改善することだと思います。

自分たちは二つの離れた国に住居を持ち、移動する度にお金だけでなく膨大なCO2を大気に放ちながらガソリンを消費し、ヤキモノを作るにも展示会をするにもバカにならないエネルギーを消費しているのでとてもギルティーに感じる時があります。せめて、自分のやっていることが単なる無駄遣いにならないように生きたい。そして出来る限り他では無駄遣いしないように、環境にも社会的にも責任のある生き方をしなければと思っています。

それは小さいことの繰り返し。すなわち、毎日やっていることに改善の余地があるはずです。要らない電気は消す。車(ガソリン)もなるだけ使わない様に用事を一回にまとめる。ゴミを増やさない(安いからといって不要なものを買わない。)エコバックを使う。いろいろあるけれど、自分たちにとって一番の基本はやっぱり食べることに大きく関わっているのだと改めて気付きました。自分の身体の中にいれるもの以上の投資はないと思います。100%自分の血となり肉となり、それが将来の姿でもある。どんな食べ物(何処でどうやって育った食材)かということをしっかり把握してそれを大事に無駄なく食べること。これが自分たちの生活の基本にしたいです。

環境が破壊されると食べ物がなくなります。第一次産業が潰れるだけではなく、消費者である私たちの健康までが潰れます。

CSA、というのがアメリカの地域で最近流行っているようです。これはCommunity Supported Agriculture の略で、一般には「地域で支える農業」と いう意味ですが、最近では広く、消費者や販売者などが、生産者と連携あるいは生産者を 支援し、自分たちの食糧生産に自分たちも積極的にかかわる、という形の農業。

アメリカは農業も大量生産の為に機械化、化学化が進み、その結果、人間や動物、家畜の健康に被害を与えるだけでなく、大地にも悪影響を及ぼしました。だから今、本来の姿であるべき農業に戻そうと小さい努力を積み重ねている人が増えつつあります。地球にも生き物にも優しい有機農法を取り入れ、地域にふさわしい食べ物を育て地域の人に提供する、というやり方。この新農業改革に目覚めて農家になった若者も現在のアメリカでは少なくない事実は嬉しい兆候だと思います。

私たちも近所で若いやる気のある夫婦がオーガナイズしているCSAに出会いました。野菜だけでなく、チーズや卵、肉、マッシュルームなどなどを専門にしているCSAと連帯でやっています。

自分で畑を作るのもいいけれど、本職でやっている地域の人たちをサポートしたいし、まず は素人が作るより上手だろうと、仲間に入れてもらいました。

おどろいたことにオーガニックの食材が普通のスーパーで買うオーバニックじゃない野菜よりも安くで手に入るのです。これは中間に卸業者が入っていないからで、生産者と消費者がダイレクトに関わりあえるのです。そしてどのような環境で野菜が育っているのかも自分の目で確認することができる。

消費者が地域の農業をサポートし、よりよい安全な環境での農業を仕向けるのも消費者としての役割なのだということは、このCSAの基本的な哲学です。

このCSA システムはアメリカで最近流行っていますが、日本の各地方にももっと期待したいシステムです。(そもそも、CSAは日本ではじまったらしい)日本は小さい国ですが、小さい地域がいくつもあり、農業をサポートできる人口もあり、気候的にも恵まれた環境にいます。せっかくの農業国であったはずなのに日本は経済成長の為に農業を捨ててしまった故に環境破壊や農地の過疎化が進んでしまった。今や放射能汚染問題が深刻になるにつれ、どこまで日本の農業が盛り返すことができるのかも新たな問題ですが、より安全な食品が高価なものになってしまうのはそれを育てる農業をサポートする市場/消費者が少ないので生産者が有機農業に切り替える勇気を失っているからではないでしょうか?消費者が意識を高め、受け身にならず、自分たちが求めるものを手に入れる意欲を表すことも解決方法の一つだと信じています。


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