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甘夏マーマレード

「おすそわけ」をいただくととても心が暖まる。仰々しい贈り物より勝るものがある。今、一番の幸せを、おいしさを、あなたと共感したくて。という気持ちが伝わる。

先日親しい友人からメールがやって来た。『今日、めちゃくちゃヒマで、患者さんからもらった甘夏でマーマレードを作ったんだけど、めちゃくちゃおいしかったけん、わけてあげるね。』

彼は医者なのだが、暇さえあればパンを焼いたり、シフォンケーキをつくったり、手際良くなんでもこしらえてしまう。しかも病院で。ちゃんと仕事はしているのだろうか、と思いがちだが、その日も80人を超える患者さんを診たらしい。次の日さっそく、彼がやって来た。マーマレード、一瓶ぶらさげて。何もつけずにそのまま一口スプーンですくってみた。ほんのりと甘苦く、シトラスを凝縮した香りが口に広がった。彼もまだ押さえきれない興奮に、私がちょっとの間電話で話しているすきに裏紙にレシピを書き残して帰っていた。(以下、書き写し)


甘夏4コ甘夏の皮をむいて白いところをきれいに取り除き、千切りにします。(2個分)それを水を何回か変えてアクをぬきます。2—3時間? てきとう。実は房から出します。そして鍋に全部入れてひたひたくらいの水で煮ていきます。適当に煮て、いいかな?と思ったら砂糖を入れます。だいたい300−400gくらい。2,3回に分けていれます。そしてゆっくりと、くつくつと煮ていって、お好きなかたさでおわり。

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