昨日から洋々閣での展示会がはじまりました。
唐津での展示会は他所と違った緊張感と意気込みがあります。
なぜなら唐津はやきものの町だからです。
私のルーツは唐津ですが、作っているものは唐津焼ではない。
なんにしても、枠にとらわれるのがぎこちないので、
自分なりの解釈とスタイルでやきものを作っているのですが、
唐津の土地で私の作品を見る人の中には、『これは唐津焼なんですか?』という反応も多く、
その度に複雑な心境にもなります。
そもそも、唐津焼の定義ってなんなのだろうと。
そこはさておき、
洋々閣は唐津が誇る老舗の旅館です。
自分が6年前にmonohanakoの初窯展をさせていただいて以来の洋々閣での展示会です。
実をいうと、洋々閣では自分の工房で独立する前から自分のヤキモノを常設で置かせていただいていて、その間、ずっと温かく見守ってくれているありがたい場所でもあります。
今回は唐津とアメリカ、両国で制作した作品、400点余りの作品を広々とした素晴らしいスペースで展示させていただいています。
唐津へお越しの方いらっしゃいましたら、『monohanako、唐津とアメリカ』展、是非ご覧ください。
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