うつわが恋をしたならば


9月になってとたんに秋めいてきた。

天が一段と高い。

秋といえば、ビーツの季節。

ビーツや赤キャベツが赤くなかったら本当に美味しいと思えるだろうか?といつもおもう。

本質が問題、見かけだけに騙されるまい、とはおもっても、ビーツや赤キャベツに関しては見事に色気に騙されてしまう。

失恋した心を突き刺したらこんな色の血がでてくるのではと思える程、ドラマチックな色をしている。


普段、特別にこの食べ物のために、という器作りはしないけど、ビーツの為に作った器がある。ペパーミントブルーの釉薬はビーツの赤をより鮮明に引き立てる。普段派手な色使いは好まないけど、この不思議でドラマチックな色合わせは結構自分でも気に入っている。なんだかタイプじゃない人に恋をしたような気分。

牡丹の花と砧青磁の組み合わせはまるでフレッドアステアとジンジャーのように有名なカップリングであるが、もしかして牡丹の花の為だけに砧青磁が誕生したのだろうか?だとしたらりっぱなラブストーリーだと思う。

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